DHCPサーバの問題による接続障害

Windows11

Windows11でDHCPサーバの問題による接続障害が発生した場合は、以下の手順を試してみてください。

ネットワークトラブルシューティングツールを実行する

Windows11には、ネットワークトラブルシューティングツールが内蔵されています。このツールを起動して、接続障害の原因を特定しましょう。

[スタート]ボタンをクリックし、[設定]を選択します。
[ネットワークとインターネット]をクリックします。
[状態]をクリックします。
[トラブルシューティング]をクリックします。
[インターネット接続の問題を解決する]、または[ネットワークアダプターの問題を解決する]を選択し、指示に従ってトラブルシューティングを実行します。

DHCPクライアントサービスを再起動する

DHCPクライアントサービスが正常に稼働していない場合、接続障害が発生することがあります。DHCPクライアントサービスを再起動してみましょう。

[Windowsキー] + [R]を押して、[Run]を開きます。
「services.msc」と入力し、[Enter]キーを押します。
[DHCPクライアント]サービスをクリックします。
[再起動]をクリックします。
再度、インターネットに接続してみてください。

ネットワークアダプターを再起動する

ネットワークアダプターを再起動することで、しばしば接続障害が解決されることがあります。

[コントロールパネル]を開きます。
[システムとセキュリティ]から[デバイスマネージャー]をクリックします。
[ネットワークアダプター]をクリックします。
ネットワークアダプターを右クリックし、[無効にする]を選択します。
数分待ってから、再び右クリックし、[有効にする]を選択します。
再度、インターネットに接続してみてください。

ルーターを再起動する

最後に、ルーターを再起動してみましょう。ルーターを再起動することで、DHCPサーバの問題が解消される場合があります。

ルーターの電源を切ります。
30秒～1分程度待ってから、ルーターの電源を再度入れます。
ルーターが正常に起動するまで待ちます。
再度、インターネットに接続してみてください。

上記の手順を試してみて、問題が解消されない場合は、ネットワークの専門知識を持った人に相談することをおすすめします。

Windows10

Windows 10で「DHCPサーバの問題による接続障害」が発生した場合、以下の手順を試して解決してください。

他の端末の接続状況を確認する

他の端末が正常にLANに接続できているかどうかを確認します。他の端末が接続できていない場合は、DHCPサーバーに問題がある可能性があります。

DHCPクライアント側の問題を確認する

DHCPサーバーからIPアドレスを割り当ててもらうとき、DHCPクライアント側の問題が原因で接続できない場合があります。DHCPクライアント側の問題を解決するには、以下の手順を試してください。

・ネットワークドライバの更新：ネットワークドライバが古い場合、ネットワーク接続に問題が発生することがあります。最新のドライバに更新してください。

・IPアドレスの再取得：DHCPサーバーからIPアドレスの再取得を試みます。以下の手順に従って、IPアドレスの再取得を行ってください。
1. コントロールパネルを開いて、ネットワークとインターネットを選択します。
2. ネットワークと共有センターを開いて、詳細設定と状況を表示します。
3. 現在使用しているネットワーク接続を右クリックして、プロパティを選択します。
4. インターネットプロトコルバージョン4（TCP\/IPv4）を選択し、プロパティをクリックします。
5. 「IPアドレスの自動取得」を選択し、「OK」をクリックします。

DHCPサーバー側の問題を確認する

DHCPサーバー側で問題が発生している場合、 DHCPサーバーからIPアドレスを正しく割り当ててもらえないため、接続できなくなります。

DHCPサーバーの問題を解決するには、以下の手順を試してください。

・DHCPサービスの再起動：DHCPサーバーサービスを再起動して、問題を解決することができます。以下の手順に従って、DHCPサービスを再起動してください。
1. Windowsキー＋Rで「実行」を開いて、「services.msc」と入力します。
2. DHCPクライアントを探して、右クリックして「再起動」をクリックします。

・DHCPサーバーの再起動：DHCPサーバー自体を再起動して、問題を解決することができます。ただし、DHCPサーバーを再起動する前に、必ず設定をバックアップしてください。

これらの方法で解決できない場合は、ネットワークエンジニアやスペシャリストに相談することをおすすめします。